こんにちは
マナビツナグヒトのみこりんです。
先週の子育てのイベントででた質問、
「『習い事をやめたい』と言うのですが、
それにどう答えればいいのか・・・?」
それに対する、私の考えを今日は書くことにします。
基本的な考えとしては、
負けてやめるのではなく勝ってやめようよ!
「習い事」はお金も時間もかかります。
だから、始めたからには、それなりの目的があったはず。
それを今一度思い出すことが大事です。
「なんとなく」始めていたのならば、
その「なんとなく」も分析してみてください。
もしかしたら、流行に乗っちゃったのかもしれないし、
誰かに誘われたからかもしれないし。
スタート地点をきっちり確認しておくのです。
次に、その目的を達成できているのかどうかを
確認しましょう。
*~ができるようになった。
*◯◯の力がついた。
*友だちがたくさんできた。
まだ、達成が十分でない場合は、
*~は達成できていないが◯%はできている。
*あと◯◯ができれば、達成である。
のように・・・。
すると、習い事をした体験を通じてのお子さんの成長が見えると思います。
習い事をしたおかげで、こんな事ができるようになったんだね、って
達成したことへの感想を、ぜひお子さんと分かち合ってください。
やめたい理由をきちんと聞き出すことが重要です。
理由として次のどちらに入るのかを確認してください。
①本当に辞めたいというわけではないが、続けるための障害がある
②本当に辞めたい
①に入るのならば、その障害をどうすれば辞めることを回避できるのか、
話し合いましょう。
例えば、夜寝るのが遅くなるから辛い、というのならば、
続けるためには生活習慣をどう変えればいいのかを決めるとよいと思います。
先生が合わないというのなら、違う教室に変えて続けることも一つの手です。
そういう話し合いの間に、②に考えが移行してもそれはよいと思います。
だって、やり直しはいつでもできますもの。
②に入るのならば、達成したことを認め、その習い事からは卒業しましょう。
よくがんばったね、と努力の過程と成長をしっかり褒めてください。
やめるのは簡単です。
でも、取り組んできた歴史はお子さんにとっての歴史なのです。
それを認めずにやめるのは、歴史の価値を認めないことになります。
それよりも、習い事を通しての変容や成長を成果として認め、
すっぱりとそこから卒業するとよいと思います。
これが、
負けてやめるのではなく勝ってやめようよ!
という私の意見です。
もし、また始めたいという気持ちになってもオッケーだと思います。
きっと、次の目的があるはずなので。
子どもは日々成長しますよね、
それを見守るのはとてもワクワクした体験だと思います。
読んでくださりありがとうございました。
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