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子どもにもタイムマネジメントを教えよう〜はやく・はやくと急かす関わり方からの脱却〜

約 4 分
子どもにもタイムマネジメントを教えよう〜はやく・はやくと急かす関わり方からの脱却〜

こんにちは

マナビツナグヒトのみこりんです。

今時の子どもは何かと忙しいようですね。

でも忙しさに振り回され、大事なことが抜け落ちてしまうこともありますよね。

親から見たら、なんでやることやってないのに〜と思うこともあるかと思います。

そういう意味でも、

子どもにもタイムマネジメント力を培っていくことは重要だなと思っています。

学校でのタイムマネジメント

学校では時間割があるので、それに沿って1日のタイムスケジュールが進みます。

あまり工夫の余地はありませんが、

1日の目標を達成させるために、必要ならば休み時間の使い方を考えます。

給食の時間も、準備・食事・片づけがスムーズに進むように、

時間で区切っているところが多いと思います。

1日の終わりに、予定していた授業が全て完了したか、

やるべき課題や仕事を終えられているか振り返ります。

いつ,何をすべきか、その時間はどれくらいか、

これは決められたスケジューリングですが、

1日の目標を達成するための時間割と考えると

タイムマネジメントの一つとして考える材料になると思います。

大事なこと3つ

1.ゴールを決める(或はタスクを決める)

 長期にわたるもの、短気に渡るものがあると思います。

 それぞれ、ゴールを明確にしておくといいです。

 例えば、1ヶ月で20冊本を読むと決めるとします。

 すると、3日で2冊読む計算になります。

 また、平日が厳しければ、

 平日は5日で2冊、休日は2~3冊という風に目標をはっきり数値化してみます。

 そうなると、平日や休日の読書時間はどのくらいとればいいか、

 見当がつくと思います。

 その上で、1日の中でその時間をとる時間帯を決めるのです。

 これが1日のゴールになっていきます。

 目標がない場合でも、1日の中のタスクを洗い出し、

 そこにどのくらいの時間をかけるか決めていくことも

 ゴールからスケジューリングするのと同じ意味を持つと思います。

2.優先事項を見極める

 あれも、これもと欲張りたくなっちゃいますが、

 1日は誰にとっても24時間です。

 貯金したり崩したりすることも残念ですができません。

 だから、24時間の中でやらなければならないことをしっかり見極めることが

 大切です。

 まず、生命保存のための時間がありますよね。

 睡眠・食事等がこれにあたります。

 そして、仕事や学校等、決められたタスクの時間もあります。

 残った時間がマネジメントすべき時間です。

 その時間の中で、何を一番にやりたいのかを

 自分に問いかけて、使う時間を決めていきましょう。

 但し、私のようにタスクの時間が長過ぎることもあるので、

 その場合はその時間でいいのか?

 どう改善できるか?

 を考えることが大事です。

 その時も、ゴールと優先順位は欠かすことができない項目です。

3.工夫できることを探す

 ここまで来るときっつきつの時間割ができ上がると思います。

 でも、余裕がないとこれは長続きしません。

 想定外のことや計画外のことを受け容れる余地がなく、

 できなかった・・・と負の結果に心が折れてしまう人もいます。

 だから、余裕時間は入れておくことも大事です。

 となると、工夫が必要になってきます。

 何かとコンビにするとか、人に助けてもらうとか、

 そのくらいなら難なくできる工夫です。

 また、短時間でも成果が出る方法を編み出すという手もありますね。

子どもたちは、慣れてしまえばタイムマネジメントも

日常化できると思います。

学校の時間割を例にとって考えると馴染みやすいと思います。

あとは、大人も一緒にやってみるということも

付け加えておススメします。

一緒にスケジューリングしたり結果をフィードバックしあったり、

そういうところから、意識も定着していくと思うのです。

夏休みは終わりましたが、

日頃の過ごし方からこれからの生活の充実度が変わると思うので、

ぜひ時間の使い方を見直してみてください。

読んでくださりありがとうございました。

寄稿者について

miccorin
小学校教頭、リーディングファシリテーターとして、人が学び成長する支援をしたいと思っています。
今まで何百・何千という生徒を指導し、そのご家庭とも関わってきました。お子さんについて相談する過程で、子育てに悩むお母さんの声もたくさんうかがいました。皆さん、とても一生懸命にお子さんを育てています。でも、ちょっと自信がなかったり、よい方法がわからなかったりしているんだと感じてきました。だから、今までうかがってきた悩みの中から、私ができるアドバイスを通じ、子育てがんばるお母さん達の力になりたいと思っています。

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