こんにちは
マナビツナグヒトのみこりんです。
お子さんが相談をしてきたとき、どうしていますか?
悩みにあった適切なアドバイス、
自分の経験からの助言や励まし、
そんなことをしているかと思います。
それがお子さんにとって、役立つことも多いと思います。
でも、そうでないとき、
アドバイスや励ましは却って邪魔になってしまいます。
想像してみてください。
体調が悪いとき、何も食べられないとき、
ステーキ!うな重!カツ丼!をバーンと出されても、
よけい気持ちが悪くなってしまいませんか?
それよりも柔らかいお粥、温かい白湯、
そのくらいの方が身体に優しく沁み入るのではないですか?
もしかしたら、お布団をそっとかけるだけでも
いいかもしれません。
つまり、栄養があるものよりも、
その時の体調を考えた優しい心遣いが身体にも心にも沁みるのです。
相談事もそれと同じように考えるとよいと思っています。
よかれと思ってしたアドバイスが、
相手にとって負担になってしまうことになりかねません。
そのような時は、相手の身になる、相手の思いを大事にする、
「共感」的な関わりが大切です。
まずは、そっと耳を傾けてください。
話が尽きるまで話をさせてあげてください。
意見や考えをいうのではなく、
「そうなんだね」
「それで困っているんだね」
「それはとても辛かったでしょうね」
相手の話にそっと合わせてあげてください。
弱った心が力を取り戻すように、
また、自分の力で歩き出せるように。
心に寄り添うだけでも、大きな支援になるのです。
読んでくださりありがとうございました。
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