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今や国民病の糖尿病!成人だけでなく、子供も気をつけよう!

約 3 分
今や国民病の糖尿病!成人だけでなく、子供も気をつけよう!

糖尿病は、いまや成人だけでなく子供も要注意の疾患です。食事、運動、規則的な生活が要ですが、これが今の環境では本当に難しいのです。

食事について

スイーツ好きは女子だけでなく最近はスイーツ男子も増え糖質の摂取は日常的に増えています。さらに健康的と勘違いしてスポーツ飲料、栄養ドリンクを子供に与えている親御さんもとても多いのでがお砂糖が大量に入っています。これ、私も昔、間違っていた経験ありなのでよくわかります。ヨーグルトにもお砂糖が添加されていますし、今は普通に生活しているだけで糖質をどんどん摂取してしまう環境にあるのです。

 

もう一つ問題なのが、食事バランスの乱れ。こちらのグラフをご覧ください。若い世代ほどおかずの種類が少なく、こうした食生活を普通と思っていると、家庭の食卓も主食オンリーになりがち。そして頼みの綱であるはずの給食だって、安価で手軽、子供から人気が高いということで炭水化物の量が多すぎる献立になっています。

出展:国民健康・栄養調査

 

それから、お勉強のあとや合間に「ごほうび」としておやつを出していませんか?私もしていました、それもせっせと手作りなどして。夜におやつは厳禁で、翌朝の血糖が高いことになりかねません。

子供は若いので、膵臓もよく働き、血糖が急激に上がってもインシュリンを分泌してきっちり下げてくれますが、幼い時からこんなに膵臓を酷使していては、成人になった時に機能低下を招いてしまいます。

運動について

さらに、外遊びが減った昨今は肥満傾向の子供たちも増加しています。15年前に、私の子供が、小学校に入る時に「筋力がない子供が増えて、授業時間中に姿勢を正して座っておくことができなくなっている。だらーんと机に肘をついたりして体を支えている。これでは勉強に集中できない」と話を伺い、驚いた記憶があります。筋力がないと糖質も代謝できません。

子供ひとりで外遊びをすると、たしかに安全面で不安なことが多くなりました。昼休みは全員運動場に!など取り組んでほしいものですし、休日は忙しくても車を使わずに歩く、広場で一緒に軽くスポーツをするなど親御さんも意識してみてください。そもそも親御さんの方が糖尿病リスクが高いのですから!

昔の生活は理にかなっています。ぜひ取り入れてみてください

 

昔は雑穀や芋類が多く、炭水化物摂取量も多いのですが、これらには食物繊維やビタミン、ミネラルも豊富。食物繊維が多いと満腹感あり、たくさん食べることはできません。海藻や乾物などおかずも多かったし、なによりお味噌は空腹が満たされます。

あと、食後すぐに片付けなど家事をしていましたね。だらだらゲームをしたり、すぐにお勉強など体を動かさないこともよくないのです。ぜひ、片付け、ついでにちょっとしたお掃除や明日の準備などを、食後に一緒に取り組んでみませんか。

こちら薬剤師の友達の記事です。ぜひご一読ください→子供の食事栄養

ははちえで食事について一緒に取り組んでいただいている管理栄養士の松岡さんのHPです→オフィスCrecer

 

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