こんにちは
マナビツナグヒトのみこりんです。
進んで本を読む子を育てるにはどうしたらよいか?
保護者や教師、地域の方と一緒に話し合う中で出てきたキーワードが「タイミング」です。
・読み聞かせをする
・話題の本を買ってくる
・ルールを決める
これらは、取り組みの中ではあまり効果がないということでした。
「読み聞かせ」をたまにしたからといっても、それが即本好きになるかというと
そうではないようです。
しかし、長期的には親子のコミュニケーションとしての効果はありました。
なので、やるならば「続ける」ことが大事だということでした。
話題の本も、関心が合えば読むようですが、それだけだと本を読む子に育つまでには至らない。
ルールを決めるのも、一長一短。
「時間を決める」「何かとの引き換えにする」などのルールがありました。
しかし、外側からの強制では、低学年のうちは聞くけれど、自分の自由度が増した時に、
「本を読む」という選択を必ずしもとるとは限りません。
むしろ、子どもに合わないルールだと、本嫌いの子を育ててしまう怖れもあります。
しかし、我が子に合う方法を見つけるには、試行錯誤も大事。
実は、成功事例は、この失敗事例の続きにありました。
子どもが本を読むようになった取り組みの背後には次の3つの条件がありました。
題して3つのK!
★環境
一番の環境は親です。
親が好きな本を読んでいる姿は子どもには本を読む下地になるようです。
親が読んでいた本に挟まっていたチラシから、
自分はこの本を読みたいというリクエストがあり、
それがその子の読書体験スタートになったと言う方もいらっしゃいました。
★関心
本を買うよりも図書館に連れて行く方が効果はあるという意見もありました。
たくさんの本の中から、子どもは自分の関心似合う物を選び放題です。
いっぱい選んでも、懐は痛まない(笑)ので、
親も安心して子どもが読みたい本を受け容れることができるということでした。
また、子どもが読んでいる本からその子が何に関心を持っているかもわかります。
そこから、コミュニケーションが始まり、親も関心を見せることで、
子どもはもっと読もう!という気持ちを高めていくようです。
★機会
何か知りたいことがある→本で調べたら・・・・
この何気ないやり取りから、日常的に本を使う習慣ができたそうです。
好きなキャラクター発見→そのシリーズの本を貪るように読む
これで読書のハードルが下がったという声もありました。
本を読む時間はテレビを消して集中する→今は読む時間
切り替えができてよかったと言います。
本を読める機会を捉えて、そこに応じたサポートやアドバイスをすることが、
子どもが自然に本を手に取るきっかけになるということでした。
まとめ
冒頭にキーワードはタイミングと書きました。
これは子どもにとってのタイミングです。
親や教師が一方的に作った環境や機会では子ども達は動きません。
それよりも、自分の関心が向いた時に、その環境が整っていること、それが機会になるのです。
つまりはタイミング!
複数のママやパパの声からの実感なのでこれは絶対に有効だと思います。
ご家庭でもできることはあると思います。
我が家流の「進んで本を読む子に育てる秘策」見つかったら教えてくださいね。
読んでくださりありがとうございました。
Facebookコメント