ははちえ

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パパも子育ても当たり前のものにしたいですね

約 3 分
パパも子育ても当たり前のものにしたいですね

こんにちは

マナビツナグヒトのみこりんです。

6月は、多くの学校で土曜参観が行われていると思います。

これは、「父の日」に準拠するものと私は捉えています。

今は、単親家庭も多いので、

学校では「母の日」「父の日」を特別に取り上げることをしません。

しかし、土曜参観は、元々は日頃仕事で学校に来られないお父さん達のために、

計画された行事であった記憶があります。

私の印象では、以前は、学校に関わるのは全て母親。

父親は、お子さんの問題が起きた時にちょっと顔を出す程度、

それでも母親とは違う対応をし、納めてくださる役割といったところでした。

学校に父親の姿はほぼ見られず、

そのため年に1度の土曜参観でお子さんの様子を見ていただく機会を作ったのです。

自校の土曜参観でも、父親の参加率がとても高かったです。

でも最近は様々な学校行事に父親の姿が見られるようになりました。

まだ数は少ないのですが、

PTAの仕事を手伝ってくださったり、我が子のお迎えに来てくださったりする方もいらっしゃいます。

お父さんの顔も大分覚えました。

今は父親も育児を担う時代です。

父親の育児参加は、お子さんが育つ環境に、プラスに働くと思っています。

自校のパパ教師にも、子育て休暇を推奨しています。

お子さんと触れ合っての感想を職員室で話すのを聞くと、今の父親感覚がわかって面白いです。

我が子の授業参観に参加した話から、他校の例を教師目線で分析するのも興味深いです。

きっとご家庭でも、

母親の目線で感じたことと比較しながら会話すると、

お子さんの姿が多面的に見えて面白いのではないでしょうか?

どんなよいところがあるとか、どういう子に育てたいとか、

会話を通してお子さんの育ちを共有できるとよいですよね。

さて、今日は父の日です。

お子さんが見ている父親像を聞いてみるのも面白いかも・・・

先日は、児童のお迎えを待っていたところ、お父さんの姿を見つけたので、

「パパが来たよ」と児童に話しかけたところ、

「仕事だ」と答えられ苦笑したということがありました。

その子にとっては、「パパ」=「仕事」みたいです。

父子が、たくさん、会話できる1日になることを願っています。

読んでくださりありがとうございました。

寄稿者について

miccorin
小学校教頭、リーディングファシリテーターとして、人が学び成長する支援をしたいと思っています。
今まで何百・何千という生徒を指導し、そのご家庭とも関わってきました。お子さんについて相談する過程で、子育てに悩むお母さんの声もたくさんうかがいました。皆さん、とても一生懸命にお子さんを育てています。でも、ちょっと自信がなかったり、よい方法がわからなかったりしているんだと感じてきました。だから、今までうかがってきた悩みの中から、私ができるアドバイスを通じ、子育てがんばるお母さん達の力になりたいと思っています。

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