こんにちは
マナビツナグヒトのみこりんです。
関東圏の学校は、もうすぐ夏休みに入ります。
およそ40日間、この期間をどう過ごすのかが
子どもの成長にも影響するのではないかしらと思っています。
中学生だと、部活動や受験勉強であっという間に終わってしまいます。
それはそれで、目標があるので、何かしらの成長につながると考えられます。
でも、小学生は、自由な時間が多いので、
ある程度環境を整えないとだらだら休みで終わってしまいます。
ま、それはそれで楽しいんですけどね♫
夏休みにしたいこと(目標)リストを作って、
そのしたいこと(目標)に沿って、子ども達が日々の過ごし方を考えられるとよいと思います。
リスト作成する時に、次の5つを意識するとよいでしょう。
1.普段やりたいと思いつつなかなか時間がとれずにできないこと
2.生活習慣や健康を維持するもので楽しくできるものを取り入れる
3.自己成長につながるもので関心のあるもの
4.日常とは違う体験をする
5.習慣化したいものに取り組む
これを取り入れていくと、こんなリストができるんじゃないかしら?
【◯◯の夏休みにしたいこと30:2017バージョン】
①8月の2週間おばあちゃんのうちで、おばあちゃんと一緒に、毎朝ラジオ体操をする。
②九九の百マス計算を1分以内でできるようになる。
③お父さんと一緒に球場でベイスターズの応援をする。
④朝と夕方、庭の水まきをする。
⑤夜の歯磨きを一分かけてやる。
などなど・・・
1.約束にしないこと
これは一番要注意です。
約束になると、強制,義務の意識が働きます。
このしたいこと(目標)は主体的にめざすものです。
必ず実現しなければいけないものでも守らなければいけないものでもありません。
やってみるけど、できなければそれでもよしと
鷹揚に見守る姿勢が大切です。
2.楽しく・できた感を得られるものにすること
苦行では続きません。
やることに楽しみが見出せるもの、
できた感を得られるもの。
そのためには、関心があるものや今やることが後の活動に生きることを意識させるとよいです。
そして、「いつ」「なにを」「どのくらい」の様に、具体的な行動や、達成基準を入れておくことも大切です。
3.リストは、スモールステップでたくさん作ること
これは飽きっぽい子向きのポイントです。
できたをたくさん実感させるためにも、ゴールはスモールステップにするとよいです。
漢字の練習を集中的にやるならば、20文字覚える、30文字覚える、40文字覚えるというように、
3種の目標になってもよいと思います。
また、多様なものを入れておくと、下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるのことわざ通り、
なにかしらは達成できるものが増えてくるので、
私的には、いつも目標はたくさんたてるといいよ~と子ども達には言っています。
4.実行が難しいと感じたら、変更もありにすること
やってみなければわからない、ということもありますよね。
だから、やってみてやりづらければ、どんどん変更もありにするとよいです。
正解のない世の中で、最も納得できる解を見つけるには、
試行錯誤が必要です。
夏休みの目標だって,試行錯誤をして、結果その子の成長につながれば、それでよいのです。
5.適宜フィードバックをし、達成状況を一緒に喜ぶこと
やりっぱなし、放置・・・
これは何よりも避けたいことです。
始めたことを継続するためには、周囲の応援やサポートも必要です。
振り返りデーをリストに組み込んでおいて、
どれだけ達成できたか進捗状況も見える化するとよいと思います。
そして、達成したものは一緒に喜んであげてください。
できる喜びを味わえると、さらにがんばろうと次の意欲につながります。
できないものも、認めることは大切かもしれません。
なぜできないのか?どうしたらできるのか?
その子自身が自分の課題として考えられれば最高ですよね!
というところで、
親子がもっと成長する夏休みをめざしてはいかがでしょう?
おそらく、親子でもっと楽しむ夏休みにもなると思いますよ。
読んでくださりありがとうございました。
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