こんにちは
マナビツナグヒトのみこりんです。
夏休みが始まっています。
子どもたちはワクワク、親の皆さんもワクワク?
夏休みは、たくさんの誘惑がありますね。
私が子どもの頃を思い返しても、
あんなことした、こんなことした、ということのほとんどは、
親が眉をひそめることでした(笑
叱らずに子どもを動かす。
そのための方法を、夏休み期間は紹介していこうと思います。
一言でいうと、生活リズムが崩れてしまうからです。
なぜ崩れるか?
直接の原因は、夜寝るのが遅くなるとか、睡眠の質が悪いからということが
あると思います。
でも、その原因に特化した対策を考えるとなると
あれもこれもと策を練らなければなりません。
なので、違う視点からの原因を考えます。
それは、
「朝、早く起きる理由がない」
ということです。
自校の子どもたちを見ていると、
決まった時刻に登校するために、朝起きる時刻を決めている子がほとんどです。
だから、
その前提がなくなってしまうと、決められた時刻に起きる意味がなくなっちゃうのです。
なので、次の手はその原因に沿って考えていきます。
登校するという目的の代わりになるものを作りましょう。
朝塾に行くとか、朝スイミングに行くとか、
そういう理由がある人は別として、
学校がない日に
「朝、この時刻に起きる」という理由を持たないお子さんが多いと思います。
なので、その「理由」を作り出すのです。
おススメの「理由」を以下に3つあげましょう。
1.◯時に家族(兄弟や祖父母よりも両親がよい)と朝ご飯を食べる
お仕事している方も多いと思うので、
長時間かけて立派な朝ご飯を食べましょうとは言いません。
大事なのはお子さんが食卓につく時刻に、
両親も一緒にそこに座っているということです。
だから、時間差があってもよいと思います。
これって仕事に行く前のお父さん.お母さんにとっても、
よい刺激になると思いますよ。
仏頂面にならないように、
「おはよう」(一緒にご飯が食べられて嬉しい気持ちを込めて)と
声をかけてあげてくださいね。
短い時間でも、会話が持てると、さらによいと思います♪
2.◯時に家庭学習(宿題,読書など)を親子で一緒にやる
夏休みの家庭学習、
チェックしたりわからないことを教えたり、
そういう時間を朝とってみてはいかがでしょう?
これは、ご両親のライフスタイルにも影響されるので、
難しいと感じる方も多いと思います。
だから、状況によって色々な方法があると思います。
例1)朝ご飯を食べる前に15分間ドリルをやる
お子さんがドリルをやっているのを横目で見ながら朝の準備ができます。
終わったら、赤ペンでササッと◯をつけて声をかける。
「よくできたね、明日もこの調子でがんばろう」
「この問題が間違っているから、夜一緒にやってみよう」
「今日は、このページを復習して明日の朝見せてね」
と、何かしらやる気につながる声かけをお願いしたいものです。
例2)朝ご飯を食べる前に、15分間本を読む
一緒に読めるとよいですが、そんな時間はないというのなら、
食事の支度をしながら、側で読んでいる子を見守ればいいと思います。
そして、朝ご飯を食べながら、読んだ感想をきいてみる。
「どんな話だった?」
「いいなと思ったのはどんな場面?」
「読んでどう思った?」
関心を持って聞いてください。
読む本は、短編の物語集だと、毎日好きなものを一つ読むことができますね。
例3)朝ご飯を食べたら、プリントを1枚(問題集を1ページ)やる
宿題がプリントや問題集なら、それを1枚やります。
時間は15~20分くらいではないかと思います。
そばで見ながら教える、できたら◯をつける、をしてください。
その間、手はちょっとは止まるけど、
怒ってやらせるよりは断然楽ですよ。
「1枚終わったね、よくがんばった。」
「この問題は難しいね、明日は同じ問題をもう一度やってみよう。」
お子さんにとっても宿題は苦痛なもの、
だから、親御さんが伴走してくれると、がんばろうって気持ちになれると思います。
3.◯時に、家のお仕事をする
夏休み期間、お家の仕事を手伝うお子さんも多いと思います。
仕事を朝位置づけてしまえば、
それをやるために起きる必要も生まれます。
家族の一員としての自覚や責任感も育まれることでしょう。
朝のお仕事と言えば、
「ゴミ出し」「玄関のそうじ」「庭の水まき」などがありますね。
高学年なら、朝ご飯を作るお手伝いも一つだと思います。
ご飯を炊く・・・あなたのおかげでご飯が食べられます。
お味噌汁を作る・・・温かいお味噌汁のおかげで目が覚めます。
そんな感謝も生まれるのではないでしょうか。
「やってよかった」と思える朝のお仕事、
意外とあると思いますよ。
これをやるという理由さえきちんと作れれば、
子どもはそれをしっかりこなそうとがんばると思います。
だから、あとはそれを続けるための環境を作ってあげてください。
何よりも大事なこと
★親からのフィードバックをだしましょう
「おはよう」の挨拶はもちろんですが、
お子さんの行為に対してポジティブな声かけや働きかけをしてください。
親が仏頂面だったら子どもだってそれに反応します。
にこやかに声をかけましょう(相手の反応が悪くてもね)。
★テレビは消しましょう
お子さんと一緒に過ごす時間を大切にしてるよと言うメッセージです。
テレビではなくわが家だけの子どもニュースを楽しんでください。
★夜寝る時刻を決めましょう
朝の目標達成は、夜寝る時間からはじまっています。
生活リズムを崩さないためにも、
これはきちんと守らせてください。
まとめ
親御さんがが怒らないで、お子さんを動かすためには、
親御さん自身の行動も重要なのです。
大変!と思わないでください。
これが夏休み期間の親御さんのお仕事です。
これだけやっていれば、おそらく崩れることもなく
夏休みを終えられるはずです。
夏休み後の親子関係も良好になっていると思います。
楽しみながら、がんばってください。
読んでくださりありがとうございました。
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